【 ESCAPE COFEE&CLIMBING 】ミケランジェロとカッピング?意外な関係性って?

カッピングは哲学?

行橋市でボルダリングが楽しめる『 ESCAPE COFFEE&CLIMBING 』でカッピングのイベントがあると言うことでコーヒー好きな私てしては参加せずにはいられませんでした。

知らない方にはボルダリングとコーヒーが繋がらないと思うのですが、『ESCAPE』はボルダリングはもちろんですが、本格的なコーヒーが頂けるお店として知られています。

『 ESCAPE 』では店内で焙煎はしていませんが、そのかわり九州を始め東京などの有名店や一流の焙煎師が焙煎したスペシャリティコーヒーがお手頃価格で味わう事が出来ます。

ESCAPE店舗

『 ESCAPE 』の店舗です。

行橋市のジョイフルと同じ敷地内に店舗があります。

よく勘違いされがちですが、ボルダリングはしなくても、カフェとしての利用も可能ですし、テイクアウトも出来ますので気楽に利用できます。

ESCAPEボルダリング

店内に入るとボルダリングで楽しむ人たちで盛り上がっていました。

カッピングとは?

ESCAPEカッピング体験チラシ""

今回のカッピング体験のチラシです。

カッピングとは?

コーヒーの香りや味を評価するために行います。
プロのバイヤーと同じ方法で、数種類のコーヒーの特徴を同じ条件下で比較してお気に入りのコーヒーを見つける事!らしいです。

カッピング準備中

店内入って横のスペースに特設テーブルがありカッピング体験の準備が整っていました。

どちらかと言うと味覚音痴な私は今から始まるイベントにちょっとドキドキしていました。

カッピングと楽しむ人々

17時からカッピング体験が開始だったのですが、コーヒー好きなんでしょうね~
ベテランさん?は待ちきれずにフライング気味に豆の匂いを嗅いで楽しんでいました。(笑)

カッピングのセッティング

セッティングされたコップには挽かれたコーヒー豆が入っていて、横にはテイスティング用のスプーンが置かれています。
(ベテランさんはマイスプーンを持参されていました)

ミケランジェロから太宰治?

ミケランジェロとコーヒー

17時もまわりカッピング体験がスタートしました。

まずはプロジェクターでの説明から始まりました。
壁にはダビデ像が映し出されています。

ダビデ像?

なぜ?と思いましたがダビデ像ではなくミケランジェロの話から始まり太宰治まで哲学的な話をユーモアを交えながら話していました。

ちなみに上の写真のダビデ像はコーヒーを飲んでいるように見えるらしいです。

ミケランジェロとコーヒーの説明

なんだか不思議な雰囲気と哲学的な小難し話で、もしかすると堅っ苦しい会なのかも知れないと不安になりながらも今回の講師である『COFFEE COUNTY』の森さんに話をバトンタッチしました。

森さんは久留米と福岡でコーヒー屋さんを経営されていて、世界各国の豆を現地に買い付けに行きその場でテイスティングし、気に入った豆を買い付けて久留米で焙煎し販売しているとの事でした。

森さん自体もクライマーらしく哲学的な話から『 ESCAPE 』との繋がりまで話してくれました。




いよいよカッピング体験のスタートです。

豆の状態での香りのチェック

ドライの状態(豆をひいた状態)で浅煎りから順番に臭いをかいで行きます。

豆の状態での香りのチェック1

鼻を近づけゆっくりと5秒ぐらいかけて鼻から吸い込み,コーヒーの香りで口から鼻までいっぱいにします。

プロはこの段階で豆の良し悪しが6割くらい分るらしいのですが、正直いって私にはぜんぜん香りの違いがわかりませんでした。

カッピング用コーヒーにお湯が注がる様子

クラストと言ってお湯が入った状態にします。

カッピング用コーヒーにお湯が注がれ準備完了""

準備が終わりました。

カッピングとは同じ条件の元味の違いを感じる事なので、全てのグラスに均一にお湯が注がれ会場は一気にコーヒーのいい香りに包まれます。

この状態で4分待ちます。
その間にお湯が入った状態での香りのチェックをします。

もう会場全体が美味しそうなコーヒーの香りでいっぱいですので、香りの違いなんてほとんどわかりません。

カッピング用コーヒーにお湯が注がれた様子

4分経つと、モコモコモコっと豆が上に浮いてきます。

カッピング用コーヒーの上澄みを取る様子

それから3回混ぜます。

カッピング用コーヒーにお湯が注がれ上澄みと取る様子

3回混ぜた後に上澄みを丁寧に取って行き、いよいよテイスティングのスタートです。

今回用意されたコーヒーは森さんが持ってきたコーヒーが8種類と『 ESCAPE 』が用意した2種類の計10種類でした。

カイヨンマウンテン

エスパーニャ

『 ESCAPE 』で用意した東京で購入したコーヒー

こちらも『ESCAPE』で用意したブラジルのコーヒー

トリプル・エー

リオ・ドラド

ドン・ファン

カショエィラ・ダ・グラマ

マルティン・イラリ

ブラジル・ロサ・リベラ

以上です。




テイスティングスタート

いよいよお待ちかねのテイスティングがスタートしました。

まずはテイスティングの仕方から説明を受けます。

テイスティングのやり方は、

スプーンを持つ → 少しコーヒーをすくう → すすりながら吸う → スプーンを洗うの繰り返しです。
コーヒーは飲んでもいいですし、吐き出してもいいそうです。

すする際は口の中で霧状にした方が繊細な味の違いがわかるらしく、最初にお手本をみせてもったのですが、すする音ってイメージでは”ずずず”とか”ずー”とかお蕎麦や麺類をすする時の音をイメージしますが、ぜんぜん違いました。

”キュイーーン”

みたいな金属っぽい感じの甲高いスゴイ音で、最初はパフォーマンスだと思いましたが、カッピング体験の参加者の中にもう一人プロの方がいて、その方もやはり同じ音を出していました。

説明を受け、浅煎りの豆から順番にテイスティングしていくのですが、最初はコーヒーが熱い状態から始まります。

普段はこの状態で飲む事が多いと思うのですが、この状態では数種類を除いては味の違いがほとんどわかりません。

初のテイスティングでコーヒーをすすってみたのですが、”すー”って単なる吸っているだけで上手く音が出ません。
口の中にも霧状と言うよりの単にスプーンで口に入れている感じで、どれも単なる美味しいコーヒーでした。

一周目が終わり、二周目はコーヒーが少し冷えた状態になります。
この状態が一番味の違いがわかりやすく味覚音痴な私でも違いを感じる事が出来ました。

森さんに質問する機会があり、コーヒーの味に関する質問をさせて頂きました。

その中でも特に興味深かったのが、風味の部分でよくチョコレートとかストロベリーとかありますが、同じストロベリーでも木苺のようなストロベリーや、ジャムのようなストロベリーなど味の違いがあるとの事で、経験を積むとわかるようになり、自分だけの味が見つかるようになるとの事でした。

お、奥が深い!

そんなこんなであっという間に2時間が過ぎ初のカッピング体験が終了しました。

イベントで販売されているコーヒー

会場にはもちろん森さんが焙煎したコーヒー豆も売られていました。

メリタCG-111

最後に購入した豆を森さんが挽いていたのですが、このコーヒーミルがスゴイ!
挽き目を230段階で調節できる優れもので、エスプレッソ用としても使えます。
アマゾンで似たような商品がありますが、こちらは金額が全然違います。

家庭用におすすめのコーヒーミルを訪ねてみたらボンマックのBM-250はお手頃で性能がいいそうです。

感想

初のカッピング体験で改めてコーヒーの奥深さを知ることができ、楽しい時間を過ごす事が出来ました。
気が付けば、あっという間の2時間でした。

コーヒーの事ばかり説明しましたが『 ESCAPE 』のメインはボルダリングです。
下の動画は以前『 ESCAPE 』で行われたコンペの様子です。

みんなイキイキとしています。

ボルダリングは子供から大人まで無理なく楽しめるスポーツとして東京オリンピックの正式種目にもなっています。

日頃のストレスを忘れボルダリングに熱中し、疲れたらcafeスペースで美味しいコーヒーで一休みというのもいいものですよ。

『 ESCAPE 』店舗詳細

住所 福岡県行橋市行事4-3-2

電話番号 0930-31-0272

営業時間 平日 13:00~23:00 土日祝 11:00~21:00

定休日 なし

駐車場 たくさんあります

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もりょさん

結婚相談業を営みながら、今まで1000件以上の飲食店を食べ歩く。 味覚音痴な為、細かい味の違いは分からないが、行ってみないと分からないお店の雰囲気やお店の情報などを紹介しています。 他にも日頃いろいろと感じた事や気になった事についても書いています。 SNSを使った情報発信やお店の紹介などの依頼も積極的に受け付けていますのでお気軽にお問い合わせください。
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